11年以降のソーラーパネル(太陽光パネル)を設置した場合について考えてみた

はじめに

ソーラーパネルを設置することについて本当に経済的効果があるか考えてみたいと思います。

まず、初期費用についてですが、いろいろなネットによるとだいたい初期費用が32.2万円/kwhくらい必要で、今の売電単価26円だとおおよそ初期費用の回収に11年程度かかるようです。※屋根の形状や、パネル等の選定によって金額は変わります。

さらに、11年以降は電力会社の購入が義務付けられていないので、売電単価がどうなるか心配だと思います。そのため、ReAfPieとしては、11年以降について考えてみたいと思います。

11年以降の想定

・想定1(11年以降も電力会社に売却):従来通り電力会社に売電するプランですが、売電単価は、その時にならないと分かりません。根拠は不明ですが10円以上では売却できるのではと予想されています。ひょっとしたら自然エネルギーにプレミアムがついてもっと高く売電できる可能性もあるかもしれません。

・想定2(11年目以降はエネファームを利用):エコキュートを利用して、自家消費するプランです。しかし、エネファームは、深夜電力を使う想定ですので、そもそも電気代が安い(16円程度)です。そのため、売電単価とあまり変わらない可能性があります。また、現時点でエコキュートを導入するとダブル発電となって現時点での売電単価が下がる様です。また、11年以降にエコキュートを導入する場合は、給湯システムを変更する必要があるため、いろいろと大変だと思いますので、給湯システムの更新とタイミングが合えば検討されるといいと思います。

・想定3(蓄電池を利用する場合):蓄電池を設置して、自家消費するプランです。現時点での蓄電池費用は補助を利用しない場合で京セラで約30万円/kwh程度らしいです。なお、蓄電池は貯めるものですので、仮に5kwhのパネルの場合、夏場で考えると最大で7kwh(実績値)×5=35kwhくらい発電します。その内20%を自家消費すると考えると最大で28kwhの蓄電池容量が必要となります。仮に現時点の京セラの蓄電池を使用する場合、最大容量で蓄電池を設置するとなんと28kwh×30万円=840万円になってしまいます。そうなると計算するまでもなく回収は不可能だと思います。しかし、テスラは、現時点で5万円/kwh以下の蓄電池を販売しているそうですので、もし、蓄電池が5万円/kwhで設置できるのであれば、28Kwh×5万円=140万円となります。

そのため、回収期間は140万円/(1,000kwh※×5×26円)=10.8年となります。何とかぎりぎり採算が合いますが、現時点では蓄電池の耐用年数は10年程度と言われていますので、ソーラーパネルの導入時点から設置しない方が良いです

なお、先ほどパナソニックのショールームで聞いてきたのですが、「蓄電池」からの電源供給は実務上かなり難しいようです。と言うのは、蓄電池→分電盤への供給する場合は、かなりの大容量の蓄電池(家全体をまかなえるだけの容量)が必要とのことです。そのため、現実的には限定した回路にのみ電気を送ることになるそうですが、そうなると蓄電池を使い切ることができない。または蓄電池を使い切ってしまうとその回路の電気器具は使えなくなる。と言うことになり、太陽光で発電して蓄電池に貯めた電気を効率的に消費することはできないとのことでした。→結局、蓄電池は非常用にしかならないとの結論でした。

 

結論

おそらく現時点でも金銭的に負ける(損する)ことはないと思いますが、リスク(初期投資等)の割りにリターンは大きくないと思います。しかし「長期的な視点で考えることができる人」または「自然エネルギー」や「災害時のバックアップ」を重視する方にはお奨めできます。なお、11年以降については、現時点ではそのまま継続して売電することが良いとおも増す。

理由は以下のとおりです。

<前提条件>

  • 10年で初期投資額を回収
  • 11年以降も電力会社に余剰電力を売却(想定売電単価15円)
  • 30年間のメンテナンス代等が8万円
  • 30年間の収益合計=15円×1000kwh×5kwh×20年間-80千円=1,420千円
  • →単純利回り3.3% まあ、可もなく不可もない感じですね。
  • ※注意事項:年間想定パネル発電量(1,000kwh)は、設置場所・パネルにより上下します。

<その他リスク要因>

  • パネル効率は少しづつ劣化します。20年後で85~90%程度?
  • 売電単価がどうなるかは不明
  • 30年間のメンテナンス費用が不明

<理由>

太陽光パネルの設置は①設置場所②設置パネル等を考えて30万円/kwhであれば10年程度で初期投資額は回収可能である。

11年以降については、①売電価格と②蓄電池の価格を見ながらその時点で最適な方式を選択することができる。(現時点では売電価格が上がることを祈るのが一番。根拠はありませんが、ReAfPieは上がると読んでいます。)

もし、蓄電池が5万円/kwhで設置可能であれば、蓄電池を用いて自家消費することも可能かもしれないが、その場合は、電力会社の電気を切り替える「リレー」を設置する等の電気系統のシステムを変更する必要があり現時点では難しい。(価格不明)

 

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