土地と建物のバランスについて:家(建物)はメインかそれともワイン(脇役)か

はじめに(家と土地のバランスについて)

家(建物)と土地はどちらがメインでどちらがワイン(脇役)でしょうか。

普通に考えると家(建物)がメインで土地が脇役だと思いますが、都市部では家と土地の値段を考えると価格的には、「土地」がメインで「家(建物)」がワイン(脇役と逆転しているのが実情です。私の家から駅に行く途中の建売ですが、土地約32坪、建物約30坪(駅徒歩7分)で総額約8000万円です。建売業者の利益及び経費を除くと原価で土地5200万円、建物1200万円、合計6400万円ってとこでしょうか。そうすると土地:建物=81:19となり、建物の割合が20%弱となります。

(写真はイメージです。)

一般的にレストランでワインを頼む際のランクの目安は料理の1/3と言われていますが、そのワインよりも低い割合となります。これではメインというよりもデザートですね。

ReAfPieが言いたいのは、「金額の是非」ではなく土地と建物の価格の「バランス」です。仮に同じ場所であっても自分で土地を見つけてきて、建物を建てると建売業者の利益分が不要ですので、建物の方に1000万円増やすことができます。そうすると、土地5200万円、建物2200万円となり建物の割合が約30%となります。建物が2200万円(73万円/坪)の注文住宅であれば、5200万円の土地の上でもしんなに見劣りがしないと思います。せっかく8000.万円も出して1200万円(40万円/坪)の建売に住むのってバランスが悪いと思いませんか。確かに「塩でお酒を飲む」のが好きな人はいるとは思いますが、家族でレストランに行って、「パンだけ頼んで父親だけがおいしいワインを飲むようなもの」です。せっかくレストランに行くのであれば、おいしい料理とおいしい飲み物の両方を家族みんなでバランス良く味わいたいと思いませんか。

土地と家のバランスを良くする方法

さて、言うのは簡単ですが、どうやってバランス良くすることができるでしょうか。

先ほどの建売の例で言えば、建売業者を間にはさまずに、土地を取得できれば、同じ予算で1000万円以上建物に予算を廻すことができます。

予算が、6000万円の人であれば、駅から徒歩15分のところにすれば同じ広さで4000万円程度で購入可能です。そうすると建物に1800万円程度かけることができますので、建物1800万円、土地4000万円となり、建物の割合は31%となります。予算が5000万円の人は、バス便とするか、都心から少し離れたとこで土地3000万円、建物1800万円として、建物割合が38%となります。また、郊外で広い土地を購入して、広い家を建てるのも良いかもしれませんね。

しつこいようですが、ReAfPieは「バランス」にこだわりたいと思います。家づくりにおいてとても重要なのはいろんなことにおいて「バランス」だと考えています。あまり広くない家で広い玄関や、和室を作ったためにリビングが狭くなったり、高級住宅地に住んで、居心地が悪くなったりしないようにするためには、「常にバランスを考える」ことが良いと思います。「一点豪華主義」も悪いとは思いませんが、「家は家族が住む場所」ですので、1人のこだわりよりも家族の満足(幸せ)の方が重要ではないでしょうか。1人のこだわりが他の人にも影響することを理解して欲しいです。

建売を購入をする方は本サイトの言うことは、無視していただいて結構ですが、注文住宅を検討されているかたは、ぜひ「バランス」について考えていただけますでしょうか。家づくりをするにあたって、いろんなところで役に立つと思います。

考えるべきバランスの例

  • 土地と建物の予算割合:先ほど話したとおりです。
  • 建物の床面積と玄関の広さ:30坪の床面積で1.8mの玄関ってどう思いますか。
  • リビングの広さと客間(和室)の広さ:8畳のLDにして6畳の和室を設けるってどうでしょうか。
  • リビングの広さと書斎・家事室の広さ:8畳のLDにして4.5畳の書斎ってどうでしょうか。
  • 建物の床面積と収納の割合:広くない家程収納の割合は高くする必要があります。
  • 家族構成と部屋数:3人家族で4LDKは必要でしょうか
  • 玄関とシューズクロークの広さ:玄関よりシューズクロークが広いって違和感ありませんか?
  • リビング・ダイニングの広さとキッチンタイプ:10畳のLDでアイランドキッチンはないでしょう。
  • 建物の予算と住宅設備のグレード:大理石トップのキッチン、猫足のバスタブとかの高級グレードは建物全体のバランスで考えましょう。(機能性・快適性への支出は別です)

(参考)先日、師匠である「間取作造」さんに玄関とシューズクロークの幅が同じプランを提出したところ、「玄関を少し広く」と言われました。確かにシューズクロークの機能性を考えると広い方が良いのですが、バランスを考えるとシューズクロークよりも玄関が広い方が正解です。※シューズクロークを狭くしたと言っても1395mm⇒1213mmとしたレベルです。何とかシューズクロークが有効に使用でき、かつ少し広い玄関にしたということです

たいへん言いにくいことですが、「家づくりは己(自分のポジショニング)を知ることが大事」です。

なかなか、「厳しい(無理)ことは厳しい(無理)」って言えないですね。しかし、はっきり言いましょう。「夢は必要ですが、全ての夢をかなえることは不可能ですので、かねえることができる夢」をかなえましょう。

 

 

お問い合わせ

注文住宅(建築条件付き含む)をご検討されている方は何でもご相談ください。ReAfPieはみなさまが心配していることを少しでも手伝うことができればと考えています。

  • 下記コンタクトフォームにご入力ください。
  • メールアドレスの誤りにお気をつけください。




 

LEAVE A REPLY

*