注文住宅を建てる目的

村岡建築デザイン事務所設計の建物

はじめに

建売住宅や分譲マンションの購入ではなく注文住宅を建てる目的(メリット)は何かについて考えてみたいと思います。また、その目的(メリット)を達成するためには、どこに依頼すれば満足できるのかについても合わせて考えて見たいと思います。

注文住宅を建てる目的(メリット)

まずは、目的(メリット)についてです。建てる人によって若干強弱(優先順位)はあると思いますが、主に以下ではないでしょうか。

  1. 間取りの自由度(部屋数・部屋毎の面積・家事動線・収納等)
  2. デザイン
  3. 住宅設備の仕様
  4. 外装の仕様
  5. 内装の仕様
  6. 建物の性能

1.間取りの自由度

間取りの自由度が、注文住宅を建てる人の1番のニーズだと思います。住む人が100人いればおそらく間取りも100通りなるのではないかと思うくらいです。その理由は主に以下ではないでしょうか。

  • 家族構成:お子さんが1人と2人では部屋数が変わります。2世帯住宅の場合はなおさらです。
  • 家族の年齢構成:お子さんが小さいとファミリークローゼットが欲しくなります。
  • 育った環境:お布団を干すのが当たり前の人には布団干し場が必要です。逆に花粉症の人は室内干しが前提となります。
  • 生活環境:専業主婦か、共稼ぎかによって家事動線の優先順位が変わるかもしれません。
  • 今住んでいる家:今住んでいる家の嫌なところ(西日、寒い等)と良いところ(収納が多い等)が要望に影響します。
  • 趣味:キャンプが好きな人にはアウトドアグッズの保管場所が必要ですし、ピアノを弾く方にはピアノの設置場所が必要ですし、場合よっては防音室が必要かもしれません。
  • 健康志向:健康志向が高い方の場合は、無垢材、珪藻土などにこだわります。
  • 親族:親族が良く宿泊される場合は、和室等の宿泊スペースが必要となります。
  • ホームパーティ:ホームパーティを頻繁にされる方はその対応が必要です。
  • 仕事:家で仕事をされる方は書斎(仕事部屋)が必要です
  • 料理:ケーキを良く焼く人は、道具の保管場所等が多めに必要です。

 

2.デザイン

注文住宅を建てる人で、みんなと違って、センスの良い建物を建てたいと考えるかたは多いと思います。自分の好みで家を建てることは理想です。

住宅設備の仕様

建売住宅及び分譲マンションは、比較的低価格で万人受けする標準的な仕様となっているため、自分の好みや機能を付加したい方には物足らないと思います。

外装・内装の仕様

住宅設備と同様に建売住宅及び分譲マンションは、比較的低価格で万人受けする標準的な仕様となっているため、自分の好みや機能を付加したい方には物足らないと思います。

建物の性能

建物の性能についても注文住宅を建てる方の大きなニーズの一つではないかと思います。建売住宅は、あまり、耐震性や高断熱・高気密をうたっているケースが多くありませんので、こだわりのある方は耐震性、高断熱・高気密な建物が得意なハウスメーカー・工務店を探す必要があります。

 

まとめ

注文住宅と建売住宅及び分譲マンションとの違いは以下となります。

  • 施主のライフスタイルに合わせた間取りが可能
  • 施主のセンスにあったデザインで建物を建てることが可能
  • 施主の好みに合った住宅設備、外装・内装の仕様が選択可能
  • 施主の要望する住宅性能の確保が可能

注文住宅を建てる方へのアドバイス

注文住宅のメリット(目的)は、前述のように非常に多いと思いますが、家作り(間取り等)、施工会社選定、土地探し、住宅ローン等考えることが多すぎて途中であきらめる人も多いと思います。

今回は、家づくり(間取り等)に絞って、注文住宅を建てる際のアドバイスをいたします。

最初に「注文住宅の目的(メリット)について話をしましたが、あまりにも考えることが多くかつ専門的なことが多いです。また、設計事務所・工務店・予算が絡んできますので、簡単ではありません。

そのため、ReAfPieのアドバイスとしては、細部について考えるではなく、機能・性能面の大枠から考えることをおすすめします。また、建物の広さ、予算等の全体のバランスから考えるのも重要です。

例)①「●畳の和室」というのではなく、「2名が宿泊できるスペース」

→畳コーナーまたはリビングに簡易エアーベッド設置で良いかもしれません。

②「室内干しするため、●畳の洗面所」ではなく、「室内干しが可能なスペース」

→寝室や2階ホールでも可能かもしれません。

③「大きな窓」ではなく「開放的な空間」

→大きな窓にこだわると家具を置く場所がなくなるケースもあります。

大きな窓よりも2階リビングにして勾配天井にすることも可能です。

④「パントリー」ではなく「食材等の収納スペース」

→カウンターの下等も活用できます。

⑤「ウォークインクローゼット」ではなく「衣類の収納スペース」

→中途半端なウォークインクローゼットよりも普通のクローゼットの方が収納が多く取れるケースも多いです。

⑥「シューズクローゼット」ではなく、「靴およびアウトドアグッズがおける場所」

→中途半端な奥行だと収納が少なくなります。

⑦「耐震性能」は重要ですが、「地盤」「家のバランス」が良ければ強い家になります。

→オーバースペックになる可能性もあります。

⑧「高気密・高断熱」も重要ですが、ランニングコストを減らすために建築費が上がると本末転倒です。

→バランスが肝心です

⑨「アイランドキッチン」おしゃれですが、常にきれいにする必要がありまし、広いスペースが必要です。

⑩「床の間」季節に応じて飾るものが必要です。

→飾るもの及び現在の実施状況を考えて判断することをお勧めします。

⑪「仏間」

→仏壇がある方には必須と思われるかもしれませんが、リビングの一部にうまく配置することは可能化もしれません。

⑫「無垢材」完全無垢が必要でしょうか。「単板3mmの合板」でも良い質感がでます。

→同じ予算でより良い木材の使用が可能となります。

⑭「浴室乾燥機」→「洗濯機の乾燥機」と両方とも必要でしょうか。

⑮「書斎」よりも「ファミリーコーナー」にした方が有効ではないでしょうか。

⑯「漆喰壁」予算とのバランスが重要です

⑰「玄関の広さ」全体の床面積とのバランスが重要です

また、間取りのイメージを事前に作ることは非常に重要ですが、あまり詳細に考えすぎても土地の形状・面積等によって想定していた間取りが作れない可能性は非常に高いです。そのため、欲しい「機能」「性能」を整理することをおすすめします。

さいごに

今回は、まとまりがない記事となってしまいましたが、そもそも家を建てることに正解はありませんので、ご了承ください。

ネットのブログ、雑誌では、いろいろとおすすめが掲載されていますが、その方の事情(面積、予算、家族構成、趣味等)とみなさんの事情は確実に違いますので、みなさんの事情にあった家をつくることが重要です。

 

 

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